きれそうな接客

裏方の俺がたまたま店内へでていくとおじいさんが必死でしゃべりかけてくる。
「水がぶわーっと上がってきて、何でも食べれるようになるやつ」
という感じのことを何回も言ってくるのだが、まったく見当がつかず、いろいろ質問すると、そのうち
「なんでわからんのや」
とキレだした。おっと、これはやばい状況、このままやと俺も逝ってまいそうなんで、はやいとこケリつけんとあかんと思い、それっぽいものをいろいろあげてみる。
「電気ポットのことですか?」
「ああ、それそれ。あとはみるからええわ」
裏に引っ込んでから、「ぼけじじいが!!!」と叫んでいだのはご愛敬。
俺が店内に出るのは、あいかわらず、危険…